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2015-01-25

娼婦のような

凛とした暗闇

金の泡沫
真珠の優しさ
銀のせせらぎ

「娼婦の様な紳士に出会った。
彼はボクにビジョンを見せてくれた。

ソドムの地にてパリサイ人は輪舞する。
パリサイはパリサイのためにソドムを、
ソドムはソドムのためにパリサイを必要とする。

無限の輪舞、
鮮血のステップ、
永遠のパートナー、
全てが総てに帰するまで、血は流れ滴る。

紳士の様な娼婦に出会った。
でも彼女に出来る事は限られているので、ボクは彼女を見限った。
そして彼女はボクを「オマエもあたしもパリサイ人だっ!」と罵る。
そうだ。
いまや、オレはパリサイ人だ。」

暗闇の宇宙、乱舞するヴァイパー。
その中でオレは詩っていた。
ところで、「パリサイ人」って何だったけ ?

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2015-01-25

発端と降下

ラズター直轄のブラウセクションのテストパイロット「シュバルツ・シュターク」は開発中の新式器材「ヴァイパー」を奪い、火星へ逃亡した。

 ラズターはシュタークの捜索と捕縛を命じるも、狡猾なシュタークに翻弄され、試みは全て失敗した。
上院政府関係者を含むシタデル上層部の叱責と圧力に、全セクションより志願員を募り自らがシュターク捕縛に乗り出す事となった。
 
 事態の長期化とヴァイパー運搬を考慮し、上院政府からは六六艦隊中最大の宙空戦艦「A7000V」の使用権を与えられるも、シュターク捕縛が成就するまでは地球への帰還は認められない事とされた。
「勝利か?死か?」のような決定であったが、ラズターは「私は"魔笛"より"失楽園"が好きだ」と言い残し、一向に気にも留めない様子だった。

 シュタークの逃亡潜伏先である火星軌道上から、厳しい決定を一向に意に介さず下院政府のオブザーバーとして捜索を監督しているラズターと異なり、志願したとは言え、進展のないシュターク捕縛から乗員の士気は日毎に低下していき、そして奇妙なパックに身を包み、「飼い犬に手を噛まれた」ようなラズターや、火星の下院政府への不信から艦内の規律は乱れ、乗員の命令不服従も生じ、いずれ反乱へと発展しかねない状況であった。

 ラズターは艦内規律回復と士気高揚、シュタークの速やかな捕縛のため、上院政府の許可を受けずにオブザーバー的立場を放棄し、捜索部隊を編成し火星に降下させる事とした。

 シュタークを捕縛しないと地球に戻れないラズター達には、失うものは何もなかった。

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まとめ
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